新しく買ったアロハシャツで、外を出歩いてみようと思ったら・・・いつの間にやら蜂が飛びまわる季節になっていました。
見てみると熊蜂だったので、スズメバチや足長バチのように警戒する必要もないのですが、
それでもやはり頭上で大きな羽音を立てて旋回されると、穏やかな気分ではいられません。
中途半端な気分で帰宅したおぬま。「さて何をしようか」と机に向かい、そうだ、久しぶりにブログを書こうと思いパソコンを開けました。
新たな学年、最初の授業
大学では、4月11日から新学期が始まりました。
新学期最初の授業は「国文学講義」。
浄瑠璃や落語、講談や歌舞伎についての授業が行われるようです。
以前から「いつか和歌や漢詩をやってみたい」と考えていたので、これを機に始めようかなと思いました。
漢字検定準1級に挑戦!
前の話と少し関連があるのですが、この度漢字検定準1級に挑むことにしました。
高校1年生のときに漢字検定2級を取ってから、その後は特に検定を受験することもなく月日が流れ、はや5年。
筋トレばかりであまり勉強をしなかった春休み、常に内在していた「何か学びたい」という欲求に応えるものが、新学期が始まってようやく見つかりました(笑)
準1級と言うとどれくらい難しいんだろうか、と思いながら問題集を開けてみると、意外と普段読んでいる歴史小説によく出てくる漢字が多く、
「な~んだ、これならいけそうだな」という思いが起こってきました。
とはいえ、漢字検定には書き取りや故事・ことわざ、四字熟語も出題されるので油断は禁物。
意欲が高まっている今のうちに、できるだけ問題を解いておこうと思います!
検定の日程について調べてみたところ、第1回は6月18日に開催されるようです。
申し込みは4月21日~5月11日らしいので、もうすぐ始まることになります。
ラテン語を学ぶ
今年度は、ラテン語にも取り組みます。
僕は哲学専攻なので、大学を卒業するにはギリシア語・ラテン語・フランス語の中から3単位を取らなければならないのです。
昨年度はギリシア語の単位を取得。
必修の英語・ドイツ語とかぶっていたので、昨年の今頃は英語・ドイツ語・ギリシア語・ラテン語と哲学を同時に学んでいる状態でした。
週2か3でバイトが入っていたのもあって、さすがに全部やるのは難しいだろうと判断し、ラテン語だけ途中で履修放棄したのです。
しかし今は、英語もドイツ語もギリシア語も取る必要がなく、仕事も時間制ではなくなりました(好きなときにできる)。
つまり、ラテン語に集中して取り組める環境が整ったということです。
考えてみると、あのとき別のものではなくラテン語を捨てたのには、何か意味があったのでしょう。
そしてやるからには、その場しのぎの暗記などではなく、きちんと実のある学習をしようと考えています。
ラテン語を学び、昔の人びとが生きていた世界の一端に触れることができれば、人生はもっと広く深くなることでしょう。
予感
2023年に入ってから、自分の生活や思考がどこか浅はかだと感じていました。
10年後、20年後の自分にとって、あまり意味のないようなものに手を出し、悩み、苦しむ日々。
深いところまで沈んで行きたいのに、浅瀬をさまよっているような、そんな気分でした。
「何かが違う、だけどそれが何なのかがわからない」という思いは始終つきまとい、それは2ヶ月という長い春休みの間、解決することはありませんでした。
ところが今、新学期が始まってみると、霧が晴れていくように、漢字検定やラテン語といった新しいものが目の前に飛び込んできました。
きっとこれらに真剣に取り組むことで、旧弊を打ち破り、新たな自分を見つけることになるだろう。そんな予感がしています。
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