221. 歌い、踊るおぬま(1)

先日投稿した「歩くおぬま」に続いて、「歌い、踊るおぬま」というテーマでも連載を始めたいと思う。

すでに知っている方もいるかもしれないが、

おぬまは昨年の11月1日より「おぬまのダンスパラダイス♬」というYouTubeチャンネルを使った活動を開始した。

自分の好きな「歌って踊ること」を撮影し、客観視することで自身のさらなる成長につなげていこうという目論見である。

不特定多数の人びとに見られることによって、自分ひとりで練習するよりもモチベーションが上がるのではないかと思ったのだ。

実際、1年前の踊りを始めたばかりの頃に比べて、上達のスピードは加速した。

幻の成人式

本題に入る前に、1月8日は本来ならば中高時代を過ごした佐賀で成人式に出席するはずだった。

しかし、住民票を糸島に移し、糸島市からのみ成人式（いまは「20歳の集い」と呼ぶらしい）の招待状が来たので、

「一人も知っている人がいない糸島の成人式に参加したところで、何が楽しいのか」と、参加を諦めていた。

ところが、成人式に参加中の友人（東京に行った）から、15時すぎに

「招待状来なくても、ネットから参加の手続きをすれば行けたよ」

というLINEが来た。

「え･･･。じゃあ、参加できたってこと？」

しかし、気づいたときにはもう遅い。

こうしておぬまは、一生に一度の成人式に行きそびれたのであった（笑）

特に後悔もしていないが。

2023年1月8日の撮影

今回は、2023年1月8日の撮影についてお話ししていきたいと思う。

ネタバレになる危険性があるが、あえて言うと、この日は尾崎豊の「存在」「太陽の破片」、郷ひろみの「言えないよ」の撮影を行った。

本当はもっと撮影したかったが、「言えないよ」のラストのいいところで、カメラの充電が切れてしまったのだ。

2日前にライターの取材に行ったあと（取材先の人と気が合い、4時間も話し込んだ）、充電するのを忘れていた。

尾崎豊「存在」･･･サビで裏返る声について

この歌は年末からハマっている。

尾崎豊の曲は高校生の頃から好きなものが多いが、この「存在」をまともに聴いたのはごく最近のこと。

今までなぜか素通りしていた曲だったが、真面目に聴いたら魂が震えた。

それ以来、毎日のように部屋でこの曲を流していた。

この曲はサビの「受け止めよーう」の部分が難しい。何度やっても声が裏返ってしまう。

本人のライブ映像を見たら、本人もめちゃくちゃ裏返っていた（笑）

「なーんだ、裏返っててもよかったんだ」

少し自信を得たが、なかなか尾崎のようにカッコよく裏返すことができない。

同じ「裏返った声」にも、聴いていてグッとくるものと、ただ耳ざわりなものとがあると思う。

おぬまのは後者の方だった。

少しはマシになったか？

それでも、めげずに何度も歌っていたら、少しずつ良くなっていった。

「おぬまのダンスパラダイス♬」のメインテーマである「成長と奮闘」を着実に実践しているといえる。

1月8日も何度か歌い、「もうこの辺で撮影しないと、撮影する前に声がかれそうだ」という状況になったので撮影を決行。

ギリギリのところで歌い切った。

次にまたこの曲に挑戦するときは、さらに練習を重ねてよりよいものにしていきたい。

尾崎豊「太陽の破片」

この曲もまた、尾崎の曲の中で特に好きな歌だ。

「夜のヒットスタジオ」という昭和の歌番組で尾崎が歌っているのを聴いたときは、鳥肌が立った。

何年か経った今でも、あのときの感動を鮮明に覚えている。

好きな曲だからといって、うまく歌えるわけではない。

しかし、尾崎の歌に関しては特に「うまく歌う」というところに主眼を置くべきではないと思う。

「うまく」という言葉に、何か安っぽい響きを感じてしまう。

結局のところ、下手であっても自分らしく、素直に歌えば相手に届くのではないか。

そう思うがしかし、それならば「自分らしく」とは何なのか、と聞かれると、

たちまち言葉に詰まってしまう。

色々なことに挑戦して、失敗し、あるいは良い結果を出していく中で、

何らかの悟りを開ける日が来るのかもしれない。

いつの日か。

郷ひろみ「言えないよ」

この曲もまた好きな曲で･･･と言っていくと、「なんだ、毎回同じこと言っているじゃん」と思われるかもしれない。

たしかに同じことを繰り返しているようにも感じるが、しかし好きだからこそ歌うのだ。

つまり、YouTubeで歌ったり踊ったりしている曲は全部好きなのだ（笑）

この曲の撮影に関しては、曲自体とは関係がないが、ターンがいい感じに回れたのでうれしかった。

今月のどこかでアップする予定なので、ぜひ見てほしい。

「言えないよ」が言えないよ

この「言えないよ」も、何度か練習してから撮影した。

個人的にこの曲で一番難しいのは、最後の方の盛り上がってくる「サビのサビ」みたいな部分。

ちょっとタメてから「言えないよ～♪」と歌うのだが、このタメとおぬまの歌い出すタイミングが毎回ずれて困った。

ひどいときは全然タイミングが合わずに「（間奏）いえ･･･いえ･･･言えないよ～♪」となってしまうこともあった。

「言えないよ」が言えないおぬま。（笑）

力尽きたカメラ

さて今回の撮影は、ここまでとなってしまった。

本当はもう少し別の曲も撮影したり、あるいは「存在」「太陽の破片」「言えないよ」の歌い直しなどもしてみたかったのだが、

「言えないよ」のラストのビブラートのあたりで、カメラが「プチッ」と音を立てて電源が切れてしまった。

最後の、いい感じに哀愁漂うポーズで立っていたシーンは撮影されなかったわけだが（涙）、

曲の最中に切れなくて、本当によかったと思う。

今後も色々な歌を歌ったり踊ったりして行くので、

ぜひYouTubeチャンネル「おぬまのダンスパラダイス♬」の方もチェックしてみて欲しい。

毎週火・金曜日に更新する予定だ。

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YouTubeチャンネル「おぬまのダンスパラダイス♬」はこちらから。

https://www.youtube.com/channel/UCC0ABNMSgdosTqzO8tE7b4Q

（「歌い、踊るおぬま(1)」終わり）