「今しかできないこと」というのは常に存在する。
そういう風に自分は考えている。
大学4年生の今だから、できること。それは哲学の勉強であったり、学生ライターとしての活動だったり、色々あるだろう。
もっと範囲を広げてみて、「若い今だからできること」というのも色々あると思う。
体力や思考の柔軟性が高いのも、もしかしたら今だけかもしれない。
その「今しかできないこと」について現在悩んでいるのは、自分の弟のことである。
弟は今9歳で、この前小学4年生になったばかりだ。釣りや昆虫飼育、恐竜など、様々なことに興味を持ち、活動している。
それは素晴らしいことなのだが、いつの頃からかお金について盛んに話すようになった。
お金について関心があるのは悪くないかもしれないが、何となくお金への執着が強いというか、短絡的な考えに陥っているときが多いように感じている。
9歳や10歳のうちは、お金のことなどあまり考えすぎてほしくないと思っている。今だからできることは、色々とある。
自然の中で思いきり走り回ったり、友達と遊んだり。もちろん今でも弟はそういったことをやっているのだが、今はそれで十分なのではないか。
世の中にはお金では買えないものがある。目には見えないものがある。結局はそういったものが、本当に自分の心を満たしてくれる。
子どものうちはとくに、そういったことを学んでほしい。
最近そんなふうに考えている。
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