今年もこの季節がやって来た。
シャツ1枚の薄着でも平気な、この季節。
夜には虫の音やカエルの合唱が耳に心地よい、この季節。
毎年、この時期になると「生きていてよかった」と思う。嬉しさで命が長くなるような気分だ。
陽射しが強くなってくると、日焼けしたくなる。
これはもう、ずいぶん長いこと続いている習慣のようなものだ。
いつも、夏になるころには真っ黒になる。
ところが今年は、加減を間違えて真っ赤に日焼けしてしまった。いつもなら少しずつ焼けて、気がついたら真っ黒になっているというのに。
何しろ、8時間も海で瞑想していたのである。
そうしたら、腕も足も顔も、真っ赤になった。風に当たったり服が擦れたりするだけで、悲鳴を上げるほどだ。
以上のようにわずかな手違いはあったが、「恋しい季節」の夏は順調に近づいてきている気がする。
暑いのは平気だ。40℃近い部屋の中で5時間くらい遊んでいたこともある。
逆に寒いのはいやだ。いっそのこと、常夏の島にでも移住してみようか。
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