237. 偶然できたミネストローネ

食材を買いに

ある日、昼ご飯を作るための食材を買いにスーパーに行った。

500円程度で、しっかりお腹がいっぱいになる料理を作りたいと思い、鶏もも肉のこま切れ(216グラム)とサニーレタスを購入。

金額は合わせて506円だった。

間違えてレタスから炒めてしまう

家に帰り、さっそくレタスを洗った。その勢いでレタスを小さく切り分けたのだが、それが失敗だった。

本来鶏肉から先に炒めるべきところを、レタスから加熱してしまったのだ。

全部フライパンに入れたあとで気がついたが、後の祭り。

「とりあえずレタスにある程度火を通して、皿に移してから鶏肉を炒めよう。最後に肉とレタスを混ぜてもう一度炒めたらいいよね」

上のような感じで料理することに決定。

ケチャップで味付け

レタスをしんなりさせるために、にんにく塩と麺つゆをかけた。

この日は何となくトマトソースの料理を食べたい気分だったので、あとでケチャップも混ぜることにしていた。

しんなりしたレタスを皿に移し、鶏肉を炒め、肉に火が通ってきたのでもう一度レタスを加える。

ここで、予定通りケチャップを投入した。

唯一の誤算は、ケチャップの残りが少なかったことだ。

瓶の中をかき回し、残っていたすべてをフライパンに注ぎ込んだ。

レタスと麺つゆの汁でスープができた

当初は肉野菜炒めをケチャップで味付けたもの、を想定していたのだが、

レタスの水分と、麺つゆの水分でスープっぽくなってしまった。

ケチャップを思っていたほど多く入れられなかった上に、水っぽい仕上がりとなると、これは相当味が薄いのではないか・・・?

そうした懸念が頭をかすめた。

最高に美味しい!

しかし実際に食してみると、先ほどの不安は杞憂に過ぎなかったことが分かった。

ケチャップの量、レタスの水分、麺つゆと塩の割合、すべてがうまく組み合わさって、とても美味しいミネストローネになっていたのだ!

鶏肉とレタスに、トマトスープがしっかりしみ込んでいた。

美味しすぎて、食べながら何度も「うま! うま!」と叫んでしまったくらいだ。

あとでスープにおにぎりを入れてみたが、これもまた美味しかった。

また作ってみたい。

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