233. 植物と人間

日々成長する植物たち

植物を部屋に置いていると、日毎に成長するその姿に驚かされる。

もはや、以前どのような形をしていたのかわからなくなるほど、その成長速度はすさまじい。

実際にその写真を見ていただこう。パキラが一番わかりやすいかもしれない。

こちらが家に買って来たときの写真。

そして次が、現在の姿。

ご覧の通り、葉の数が飛躍的に増えており、その結果縦と横のボリュームが格段に増している。

買って来たときの鉢のままでは倒れそうだったので、大きな鉢に植え替えた

他にはセダムやサボテンなど多肉植物がたくさんあるが、彼らも大きな成長を遂げている。

ポッドとその上に生えている植物のアンバランスさを見れば、彼らがどれだけ大きくなったかがわかるだろう。

植え替えるための鉢は買ってあるのだが、すでにその鉢でも収まらない気がして、まだ植え替えていない。

上の写真の左端に見えるのが「セダム」という植物だが、のびすぎた自らの重さでポッドが少し傾いている。

余談だが、セダムのような植物はときどき、枯れたりしぼんだりする葉が出てくる。そういった葉をプチプチと取るのが筆者は好きである。

もっとも葉が密集しているので、枯れた葉を取ろうとして、間違えて元気な葉が取れてしまうこともあるが・・・。

迷いの中にいる自分

日々成長を続ける植物を間近に見ていれば、「自分も成長したい!」という思いが高まるのは当然のことだろう。

植物は「水を吸い、日光を取り込み、光合成を行う」とやることが簡明であるから、まっすぐに成長していける。

その一方で、人間は「これが正しい」という生き方が1つではない分、成長についての考え方も複雑になってくる。

ある人にとっては「こんなもの、時間の無駄だ」と思えることでも、別の人にとってはそれが天職になる可能性だってある。

だからこそ、何でも取り組んでみるのが一番良いのだが、自分に合うものがたくさん出てくることもあるだろう。

そんなとき、どれに注力したらいいのか。

今この瞬間、何に取り組むのがいいのか。

数多くの可能性が転がっている分、そこには迷いも生じる。

自分はいま、その迷いの中にいる。

先に進もう

最近感じているのは、今自分にできる事柄の中で、実行したあとに

①達成感を感じるもの
②達成感と少しの後悔を感じるもの
③後悔だけが残るもの

があるということ。

この3つの中で、③はもちろん今後取り組むべきではないだろう。

それでは、①と②のどちらかを選ぶとしたら、どちらが良いのか。そもそも、②の場合はなぜ達成感だけでなく「少しの後悔」がついてくるのか。

それは、「もっと良い選択肢があったのに」と考えてしまうからだと思う。

しかし、そのより良いと思われる選択をしても、「もしかしたら、あっちの方が良かったかも・・・」と後悔することもあるかもしれない。

結局、①と②に関しては状況に応じて選択していくしかないが、どんな行為にも経験がついてくるし、その経験を積み重ねればいつか熟練の域に達するということは間違いない。

だから迷い続けているよりは、さっさと先に進んでしまった方が結果的には豊かな人生を送れるのではないだろうか。

最近、そんなふうに思っている。

カテゴリー

返信がありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です