こんにちは! おぬまです。
この「おぬまの戦国放浪日記」というシリーズ、「その2」まで書いておいてあとは全然更新していませんでした。
これは「Mount and Blade」というゲームの、日本の戦国時代をモチーフにした「Gekokujo」というMODでの出来事を綴っていくものです。
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このシリーズを書いていた当時、アルバイトに月113時間も入っていて忙しかったから、というのが言い訳のひとつですが、
それは置いておいて、(つづく)で終わらせておくのはモヤモヤするので、このゲームのここまでの流れを一気に振り返っておこうと思います。
「ゲームのやりすぎ防止のために、物語調にする」と書いていましたが、幸いその後やりすぎることはなかったので、いつも通りの調子で書こうと思います(笑)
どうぞお付き合いください。
ここまでの流れが気になる方は、ぜひ下のリンクから「おぬまの戦国放浪日記 その1・その2」をご覧ください。
流れ流れて
前回は博多近郊での、夜盗との戦いの前で終わっていたと思います。
敵が10人、こちらが9人で、戦い自体は楽に勝てました。
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ただ、ゲーム内の時間が夜で画面が真っ暗だったので、味方を敵と間違えて攻撃したりしてしまいましたが・・・
その後はまさに「流浪の旅」と呼ぶにふさわしいもので、
博多の街から流れ流れて鹿児島に行き着き、そこで島津家の傭兵となりました。
傭兵の契約期間は忘れましたが、たしか3ヶ月くらいだったと思います。
その間、島津家の敵である大友家や龍造寺家との戦いに明け暮れ、
たまに敵の大軍と激突して敗れ、捕虜になることもありました。
その場合は、プレーヤーが運よく脱走できるまで、ただ画面を眺めているだけの状態。「NUMAO(プレーヤーの名前)よ、早く逃げ出してくれー」と祈るような気持ちで見ていました。
日向国(今の宮崎県)のある城に籠っていたら、たまたま大友家の大軍勢が襲ってきたこともあり、
そのときは城兵を合わせても5分の1くらいの兵力でしたが、何とか撃退できました。
戦いに勝つと、コンピューターの兵士たちが「ウオオオオ―――!」「ウワ―――!!」とものすごい大声で吠えるので、面白かったです。
天に向かってガッツポーズをしている兵もいました(笑)
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街を一つ手に入れた
九州では3年くらい、戦いに明け暮れていたと思います。
のちに龍造寺家に大敗を喫してからは、「もうこんな狭いところで争うのはイヤだ!」と思い、本州に飛び出しました。
MUSASHI(おそらく宮本武蔵をモチーフにしている)などの有力な仲間ともはぐれ、その旅は悲惨そのものでしたが、
なんとか尾張国(今の愛知県)に辿り着き、そこで織田家に対してゲリラ活動を行って清州の街を奪取しました。
大きな街が一つ手に入ると、そこからの定期収入があるので、お財布事情がかなり改善されました。
それからというもの、清州を拠点に伊勢長島や小牧山などにある城を略取し、着実に勢力基盤を固めていきました。
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熾烈な戦い
ところが、いつまでも順調にはいきませんでした。
いくつかの拠点を手に入れたことで、「NUMAO国」を建国。戦国風に言うと、「NUMAO家」となるでしょうか。
旗揚げしたことで、新興のNUMAO家は周囲の家から攻められるようになりました。
NUMAO家に土地を乗っ取られた織田家はともかく、石山本願寺、三好家、朝倉家、上杉家、徳川家など、
多数の家と交戦。このうち本願寺・三好・朝倉・上杉は撃退したものの、徳川家の将士が強く、かなり苦戦しました。
織田家から降参してきた羽柴秀吉などに兵を与えて戦わせましたが、敵の方が軍団の数が多いため、「こっちを攻めたら、あっちが奪われる」という状況が続き、次第に敗色濃厚に。
そのうち撃退したはずの他家からも再度侵攻を受けたりして、国内は荒れ果ててしまいました。
どうにかして自家を存続し、あわよくば天下を・・・といきたいところですが、
眼前の大問題を解決するためにも、ここでひと思案する必要があるなと思いました。
いくつか案が浮かびましたが、その時点で最良と思われたのは、徳川家に降参してその家臣となることでした。
さっそく実行に移し、徳川家康に降参の意志を伝えると、喜んで受け入れてくれました。
雌伏の時——天下を目指して
ただ、このままずっと徳川家の家臣として終わるわけにはいきません。
せっかく「NUMAO家」を樹てた以上、できることなら天下を取りたいもの。
そのために、表面は従順を装って、ひそかに兵の訓練を続けました。
先の戦争で、徳川家がもつ三河兵の強さは身に沁みてわかっています。そこで三河から多数の農民・地侍を集め、最強の軍団を作ることに。
ほかにも伊賀・甲賀の忍者や武田騎馬隊、島津兵など史実において強悍で鳴った兵たちを各地から呼び寄せました。
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将来徳川家から独立するときには、まずその徳川家本体と戦わなければなりません。そのことを考えれば、徳川家の武将の懐柔や、近隣の諸侯との交流を深める必要もあるなと思いました。
天下を狙う以上、やるべきことはたくさんあります。
それでも、僕にとってはそのための作業自体が楽しいものなので、これから時間をかけて作戦を練り上げ、いつの日か徳川家から独立して一大勢力を築いていこうと思います。
お楽しみに!
(つづく)※たぶん続きは少し先になります
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