195. 松田聖子のコンサート!!2022 第2話     ~いよいよ開幕!~

待ちに待ったコンサートは、光と音に包まれて盛大に始まった!

アップテンポなオープニング

1曲目は「チェリーブラッサム」。

アップテンポな曲で、オープニングにもってこいの歌だと思いました。

聖子さんはギターを手に、カッコよく歌っていました!

そして続く2曲目は、「Strawberry Time」。

「チェリーブラッサム」はどちらかというと力強い感じの歌ですが、

「Strawberry time」はやさしい雰囲気が全開の歌となっています。

その世界観が好きで、僕は最近よくこの曲を聴いていました。

聴いていたときのことを思い出してみると、平和的な歌詞と和やかな曲調とは裏腹に、ドラムが目立つ歌でもありました。

そんなことを考えていると、なんと聖子さんが、今度はドラムを演奏していました!

スティックの扱いも手慣れたもので、これまたカッコよかったです!

去年に比べて、スティックさばきの技術も向上したんじゃないかな、とひそかに思いました。

魅惑のダンス

3曲目、この曲は歌の名前を知らず、家に帰ったあとで調べたのですが、

「I want You So Bad!」という歌でした。

この曲が始まると聖子さんがエレベーターで降りてきて、

ステージの上でたくさんのダンサーと一緒にダンス・タイム。

この歌は、聖子さんの歌声がかなりセクシーで、まさに「魅惑のダンス」。

踊りのキレも、去年に比べてさらに上がっていたように感じました。

きっと、ものすごく練習したんでしょう。

踊っている聖子さんを見てとくに印象的なのは、そのスタイルの良さ。

「本当に細いな~」と何度も感心していました。

20年近くも体型を維持・向上させているなんて、すごいですね!!

踊りも素敵です。

ダンサーのパフォーマンス・タイム

「I want You So Bad!」が終わると、聖子さんは一旦退場し、

ダンサーだけで踊り始めました。

そういえば、コンサート開始から聖子さんが一旦退場するまでの間は、聴衆はみな立ち上がって拍手を送っていたのですが、

ステージ上にダンサーしかいなくなると、途端に座り始める人が続出。

この「立ち上がる・座る」に一定のルールがあるのかどうか、それは僕にはわかりませんでしたが、

わからないからには周りに合わせるしかないだろうと思い、とりあえず周囲の人々が座ったら僕も座ることに。

ちなみに、ほぼ9割以上の聴衆が座っている中で、ダンサーのみの時間もずっと立っている人もちらほらいました。

僕は歌だけではなく踊りにも興味があるので、大半の人びとにとっては「箸休め」のようなダンスタイムも、食い入るようにステージを見つめていました。

とくに、紅一点ならぬ白一点の、唯一の男性ダンサーのスタイルや踊りに注目して、

「なんか少年隊のヒガシ(東山紀之)に似ているな」

まるで、おとぎ話の世界

ダンスタイムが終わると、次は「渚のバルコニー」。

このコンサートでは、4曲目です。

気がつくと背景が青空と花畑になっていました。

CGなのでしょうか、とてもリアルでした。

このあと「秘密の花園」になると背景が夜の城と花畑に変わり、

「野ばらのエチュード」では、長崎県佐世保市にあるハウステンボスの庭園のような景色に変わりました。

この辺りの曲の連続では、とくに前曲の終わりと次曲の始まりのつながりが絶妙で、

まるで一つの長い物語が展開されているかのような印象を受けました。

流れるような心地で名曲をたくさん聴けたので、気分爽快でした。

天国のキッス

そして7曲目は「天国のキッス」。

僕はこの曲が大好きで、かなり気分が盛り上がっていました。

周りを見渡すと、けっこうたくさんの人たちがノリノリになっていて、

「みんなもこの曲が好きなんだ!」とうれしくなりました。

背景は、城と花畑と、青空に飛ぶたくさんの風船。

この曲にぴったりのイメージだなと思いました。

ever since

「天国のキッス」の次は、またダンスタイムだったように思いますが、記憶が定かではありません。

とにかく、「天国のキッス」のあとに何かが挟まっていて、それから聖子さんが「ever since」という歌を歌っていたように思います。

この「ever since」という歌についてはほとんど知りませんでしたが、あとで聖子さんのMCのときに知りました。

この曲は亡くなった娘・神田沙也加さんのものらしく、

「歩き出せずにいた」「ずっともう前だけを見て 進んでいけばいいよ」などの歌詞は、聖子さん自身の心境を歌っているのではないかと思いました。

周りの人びとも、はじめは「ん? 聖子ちゃんの歌じゃないな」というふうに首をかしげていましたが、

途中で「ever since」であると気がついたのか、「うんうん」とうなずいている人もいました。

この歌が終わると、コンサートはMCの時間に入りました。

(つづく)

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