新芽を食べたお母さん
今朝お母さんが、間引きしたモロヘイヤの新芽(発芽してすぐ)を食べました。
お母さんは家の庭で家庭菜園をやっており、数日前にモロヘイヤの種をまいたようです。
口にしてすぐ、強い苦みを感じたそうですが、そのまま飲みこみ、口直し(?)にシソの新芽を食べたそうです。
一般に、ある時期のモロヘイヤには毒があるということが知られていますが、
発芽してすぐのモロヘイヤには、毒があるのでしょうか。
心配になった僕は、調べてみることにしました。
新芽やいくつかの部分に毒がある
結論から言うと、モロヘイヤの新芽には毒が含まれているようです。
発芽直後の新芽以外にも、以下の部分には毒がある、ということでした。
・種子
・実
・茎
・発芽~収穫期前までの若葉
詳しい情報は農林水産省のサイトの消費者相談ページの
「家庭菜園でモロヘイヤを栽培していますが、モロヘイヤの種に毒があると知りました。詳しい内容を教えてください。」に書かれていました。
気になる方はこちら ↑ もどうぞ!
モロヘイヤの毒の症状
モロヘイヤの毒の症状としては、めまいや嘔吐などの中毒や動悸などがあり、
ひどい場合は心不全を起こしてしまうこともあるそうです。
これは、モロヘイヤの中でも毒の危険性がある部分に含まれている「強心配糖体(ストロファンチジン)」によるもの。
強心配糖体は、名前の通り強心作用があるようです。
たとえ少量しか口にしなかったとしても、症状が出る可能性はあります。
食べてしまったときの対処法は?
毒の有無や症状がわかったので、「今度はその対処法が知りたい」と思いました。
しかし、対処法についてはどのサイトを調べても記載がなく、
「中毒によって催された嘔吐や下痢は全部出し、動悸が激しい場合は救急車を呼ぶ」しかないようです。
食べるものには細心の注意を!
お母さんは以前からの習慣として、育てている野菜の間引きをした際には、間引いた部分を食べていたようです。
食べても大丈夫な野菜も多くありますが、やはり口にする前に危険性がないかどうか、一応調べることが大事だと実感しました。
特に今回は、口にした瞬間苦みが走ったようなので、「人間に備わった生存本能が発揮されたのかな?」と思いました。(そのとき吐き出せば、なおよかったんですが・・・)
ちなみにお母さんは、今のところは元気です。
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