148. 怒涛のジブリ3連発(2)コクリコ坂から

一旦眠ったおぬまとしももんは、朝になるとまず授業を受け、昼にやって来たエアコンの業者が帰ったあとに、ジブリ上映会を再開。「コクリコ坂から」を観たおぬまは高校時代を思い出し、映画の感想を話すつもりが話は逸れに逸れていく。

映画の前に

「ゲド戦記」を観たあと眠りにつき、僕としももんは朝の8時過ぎに目を覚ましました。

2人とも1限目の授業があったので、そのままパソコンを起動して授業に参加。

半月前からエアコンが壊れたままで寒かったので、それぞれ寝袋や布団にくるまりながら講義を聴いていました。

僕は1限目だけだったので、それが終わると

「ベッドの上でブログ書いたり本読んだりできるように、サイドテーブルを買いに行こうかな」

と立ち上がりました。

冷蔵庫の中には玉ねぎしかなかったので、ついでに食材も買いに行くことにしました。

サイドテーブルはMrMaxにあるだろうと思って行ってみたのですが、「申し訳ございません。当店では取り扱っておりません」と言われ

仕方がないのでサイドテーブルは諦め、MrMaxではふりかけなどを買いました。

↑ 「餃子ふりかけ」という商品が気になったので買ってみました(^^)/ 味付けは濃く、少し辛いですがおいしかったです。

エアコンの業者

家に帰るとしももんが「エアコンの業者はまだ来てないよ」

え? 何の話? と一瞬思いましたが、「あ!」とすぐに思い出しました。

この日、10:00~12:00のどこかでエアコンの業者が来て、壊れたエアコンを見てくれることになっていたのでした。

朝起きたときまでは覚えていたのですが、「サイドテーブルを買いに行こう!」と思ったときにはすでに忘れていました。

もし僕が出かけていて、しももんしかいない時に業者が来ていたら、僕の部屋の中に気まずい空気が流れていたことでしょう。

幸い、業者はまだ来ていませんでした。

時計を見ると11時40分くらいだったので、「ちょ、あと20分くらいしかないじゃん、本当に来るの?」と少し不安になりました。

そのあと昼ご飯を作っている途中でベルが鳴り、業者が登場。

顔を見ると、以前トイレの不具合を直してくれた人でした。

エアコン復活!

僕はエアコンの不具合について少し詳しく説明しました。

業者の方はしばらくエアコンを開けたり、リモコンをいじったりしていましたが、

結局どうにもならなかったらしく、「機材を持ってくるので少し待っててください」と下に降りていきました。

エアコンのリモコンの端子がさびていたので、もうリモコンは駄目だろう、どうするのだろうと思っていたところ、

「たまたま新しいリモコンがあったので、これをお使いください」ときれいなリモコンを持って来てくれました。

それを使って「暖房」を押すと、「ピピッ!」という音がしてエアコンが動き始めました。

実に2週間ぶりの暖房。寒かった僕の部屋が、一気に暖まっていきました。

上映会再開!

業者の方が帰ると、作りかけの肉野菜炒めを温め直し、焼肉のたれをぶち込みました。

しももんが「めっちゃいい匂いするな」

やがて肉野菜炒めが完成。ちょうど米も炊き上がりました。

洗い物が面倒なので紙皿に料理を入れ、テーブルに並べ、

「いただきまーす」

そしてプロジェクターを起動。

MrMaxで買った野菜ジュースを飲んでいると、やがて映画「コクリコ坂から」が始まりました。

「コクリコ坂から」の予告編。

エプロン

「コクリコ坂から」は僕の好きな1960年代が舞台となっており、

坂本九の「上を向いて歩こう」が作中で2回、流れました。

予告編を見たとき、「いきなりネタバレしてるやん!」と思ったのですが、

実際に観ていくとあれはネタバレではありませんでした。

ヒロインの海がエプロンをつけて家事をやっているのを見て、「手際がいいな~。僕もエプロンつけようかな」と思いました(笑)

まあ、エプロンをつけたからと言って手際がよくなるわけではないんですけどね。

それでも、エプロンをつけることで「家事をやるぞ!」という気持ちに切り替えられるので、少しは家事が早くなる気がします。

風情のある家

作中では当時の学生たちの暮らしぶりを垣間見ることができて、とても懐かしい気分になりました。

新聞をガリ版で刷っていたのも時代を感じましたし、

建物も風情がありました。

「僕もいずれは、あんな感じで風情のある家に住みたいなあ」と強く感じました。

そして、海や山が見えるところに住みたいです。

しももんも同感だったようで、「神戸に帰りたい~」と言っていました。

印象に残っているシーン

ラストの海と俊が港に向かってエスケープするところは、胸がドキドキしました。

いちばん印象に残っているのは、カルチェラタンという建物の中で学生たちがみんなで歌を歌うシーン。

学ラン姿の男子学生や、女子学生が仲良く歌っているのを見ていると、

高校生の頃、毎年やっていた「ファイヤーストーム」を思い出しました。

ファイヤーストーム

ファイヤーストームは9月に僕の高校の男子生徒すべてが参加する行事で、

暗闇の中、大きな炎を囲んでみんなで歌って踊りました。

全部で16曲ほどあり、僕たちは本番までにそれらをすべて覚えなくてはなりませんでした。

8月に教室や体育館で練習があり、

ストーム委員が回って来たときに歌詞を間違えたり歌っていなかったりすると、大声で怒鳴られたり、前に引きずり出されたりと

かなり怖い思いをすることになるので、僕たちは必死で歌や振り付けを覚えました。

今の僕は歌や踊りが大好きなので、むしろ喜んで覚えるでしょうが、

その当時の僕は昭和後期の歌謡曲一色で、

それよりもさらに古い時代の「デカンショ節」や「人を恋ふるうた」「旅順高寮歌」などを覚えて歌うのは、少し大変でした。

しかも、16曲。

練習では声の限り歌っていたので、毎回喉がつぶれていました。

歌い方がまずかったのかもしれません。

本番の途中で声がかれると楽しさが半減するので、3年生のときにはカラオケで歌い方の練習をし、

その結果、最後の年のストームは、最後まで声をからさずに良いコンディションで歌いきることができました(^^♪

今思えば、あれはかなりいい思い出ですね。。。

「炎嵐」

すごく密になる場面が多くあったので、今も実施されているかどうかは不明ですが、

僕たちの代で、たしか第70回くらいでした。

・・・You Tubeを検索すると、なんと僕が3年生の時のストームの映像が残っていました!!

ちらっとですが、僕も何回か映っていました(笑)

思えば、「コクリコ坂から」の舞台になった1960年代よりも古い時代から、「ファイヤーストーム」という行事は脈々と受け継がれてきているのです。

70年近く前から続く伝統行事がいまもなお残っているのは、すごいことだったんだなあと今になって気がつきました。

ファイヤーストームは、漢字では「炎嵐」。改めて見ると、かっこいい文字ですね~。

今年の文字にしようかな(笑)

思い返すと、今年の元旦は新年の抱負も書き初めもやらなかったので(なぜか)、

遅まきながら、今日にでもやろうかなーと思います。

まとめ

話が大分それてしまいましたが(笑)、

とにかく、「コクリコ坂から」はけっこう好きになりました。

作中で「上を向いて歩こう」が流れてきたので、坂本九主演の映画「上を向いて歩こう」が無性に観たくなりました(笑)

この前実家から持ってきたので、今度観ようと思います。

これです

それでは、次回は残りの1作「天空の城ラピュタ」のお話をしたいと思います!

今回はふと「炎嵐」を思い出したことで、思いがけず長くなってしまいました(笑)

次の話はもう少し短くまとめるつもりなので、お楽しみに☆彡

(つづく)

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