友人Sとセブンイレブンで待ち合わせ、車で志摩イオンに向かったおぬま。そこで軽食を取ると、いよいよ海までドライブすることに。窓を開けると、風とともに、微かに波の音が聞こえるーーー海は近いぞ!
セブンイレブンで
車を降りてセブンイレブンの入り口にたたずんでいると、ふいに
「その車よかね!」と声をかけられました。
通りすがりのおじさんかと思うと、ここのセブンの店長らしき人でした。
「あ、どうも・・・レンタカーなんですよ」と答えると、
「あっ、レンタカーね! どこ行くの?」と聞かれ、
「とくには決めてないんですが、自由に走ろうかなと思ってます」と言うと、
「よかね! 海の方行くときれいだから、おすすめだよ!」と教えてもらえました。
僕も海には行きたいな~と思っていたところだったので、「やっぱりいいですよね!」と応じました。
店内に入ると、「そういえば眠くなったときのために、眠気覚ましを買った方がいいかな」と思いその店長さんにおすすめを聞くと、
ミントのガムを勧められましたが、「あまりミント系は好きではない」ことを伝えると、

この飴を勧めてくれました。
「とにかく、何か舐めておけば眠気も抑えられますからね!」とのこと。
それとトイレにも行っておきたかったのですが、ずっと誰かが入っていて行けませんでした。
友人Sと合流
Sは「すまん、もう少しかかる」ということだったので、しばらくセブンの駐車場をうろうろしていました。
やがて彼方から3人ほどの学生がバラバラに歩いてきました。
「うーんと、どれかな・・・?」と目を凝らして見ていると、
1人は車に乗り込み、もう1人は自転車に乗って走り始めました。
「まさかドライブ行くってのにチャリで来るわけないし・・・」
どれが正解かはその一瞬で明らかになりました。
一方、Sの方はセブンの駐車場から自分を見ているのがおぬまなのかどうか、判じかねているようでした。
おそらく、前日に僕が「標識とか見えにくいから眼鏡じゃなくてコンタクトで行く」と言っていたのに、
結局「コンタクトは目が痛いから」と眼鏡で来ていたことが1つの原因でしょう。
少し立ち止まってこちらを見ていたSの方に、僕からも歩み寄っていきました。
ふたたび志摩イオンへ
Sと軽く挨拶をかわして車に乗り込むと、さっそく出発。
「トイレ行きたいんだけどさ、どこ行く?」と僕。
Sは少し困惑していたようですが、結局志摩イオンに行くことに決定しました。
Sを乗せて走り始めて気がついたのは、「人を乗せてると運転しやすいな」ということ。
1人のときは車体の側方間隔ばかり気にしすぎていたのが、
今ではあまり気になりませんでした。
もちろんたまにミラーで確認はしていましたが、
とにかく1人のときとは明らかに「安心感」が違いました。
危険な駐車場
志摩イオンにつくと、駐車する場所を探し始めました。
しかし、間違えて逆走してしまったようで、
曲がり角でいきなり目の前に車が現れたときは、「終わったな」と思いました。
相手がベテランだったようで何とか衝突は免れましたが、
「運転してると、こういう危険と隣り合わせなんだなー」と痛感。
自分が正しくても、相手が暴走してくる場合もあるでしょう。
緊急事態が起こったときに、どう反応するか。その力は経験を重ねていくことで培われていくのだろうと思いました。
軽食を取ろう
さて、車を降りた僕たちはイオンで軽食を取ることにしました。
間違えて隣のビバホーム側の駐車場に止めてしまったので、かなり歩きましたが、
「まあ運動になったよね」と苦しい言い訳(笑)
「イートインスペース」という場所があったので、そこで売っている回転焼きでも頼もうかと思いましたが、
「30分かかりますがよろしいですか?」と言われて「あ、やっぱりやめておきます」
すぐ近くにパン屋さんがあったので、そこで「米いもパン」(米粉パンにいもが入っている)を買って食べました。
Sは2つパンを買って1つを食べ、残りは「明日のごはんにするわ」と言っていました。
海へ
パンを食べ終わると、車へ戻りました。
「よっしゃ、とりあえず海行くか!」ということで出発。
僕が半年ほど前まで自転車で通っていた「芥屋までの道」を車で走行。
自転車のときは車が多くて走りにくかったのですが、車で走ってみると「意外とこの道快適じゃん」と思いました。
だから、車が頻繁に通るのかもしれませんね。。。
しばらくすると、「志摩サンセットロード」に入りました。
窓を開けると、ものすごい風とともに、微かに波の音が聞こえます。
「海は近いぞ!」そう思いながら、僕はアクセルを少し踏み込みました。
(つづく)
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