思いがけず車を借りることになったおぬまは、友人を誘ってドライブに出かけることにした。まるで小学生のように早寝をしたおぬまだったが、その努力もむなしく当日は朝から大忙し。
前日に皎皎舎で
僕が車を借りてドライブに行ったのは、1月19日。
前日に九大生協の皎皎舎(こうこうしゃ)で、たまたまレンタカーの看板を見かけたので、
「すみません、レンタカーのパンフレットを見せていただけませんか?」
と皎皎舎の女性のスタッフさんに尋ねたところ、
「いいですよ~」と快諾してくれて、さらにレンタルの申込書まで持って来てくれました。
「レンタカーはいつ借りるの? 何人で行く?」と、まだ乗る予定も決まっていないのにどんどん質問攻めを受け、
なんとなく「えっと・・・あ、明日なら空いてますが・・・明日とか行けますか?」と口にすると
「大丈夫ですよー」
「免許証とお金と初心者マークと、あと何か必要ですか?」
「あとはこれからお渡しするクーポン券があれば、十分ですよー」
「あっと・・・僕19歳で未成年なんですけど、親の承諾とかいりませんか?(別のところで見つけたカーシェアサービスは承諾が必要だった)」
「いらない、いらないよー」
・・・と、こんな風に話が進み、気づいたらレンタカーを借りてしまっていました(笑)
横にいた友人Sに「なんか借りちゃったんだけど、明日ドライブ行かない?」と誘うと、「午前中は授業だから、昼からならいいよー」
その日の夜は、ご飯を早めに食べて21:00には眠りにつきました。
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出がけのひと騒動
ドライブ当日の朝は、5時くらいに一度目が覚めました。
しかし、さすがに眠かったのでもうひと眠り。
結局、6時過ぎに完全に起床しました。
10:00~20:00のレンタルで、レンタルする場所が学研都市付近だったので、
9:30ごろに家を出る予定でした。
しかし、出がけになってエアコンのリモコンが壊れ、暖房が切れなくなりました。
電池を換えても、リセットボタンを押しても効果がありませんでした。
しかもよく考えずに8:50くらいに洗濯機を回し始めたので、
僕がエアコンと格闘しているときに「ピーッ、ピーッ」と洗濯完了の音が鳴り響きました。
「よりによってこの忙しいときに・・・!」
とりあえずエアコンは一旦放置し、急いで洗濯物を干して出発。
ところが駐輪所に行くと、悪いことに自転車の空気があまり入っていませんでした。
「うわああ! 部屋に戻って空気入れ持ってこないと!!!」
朝からひと騒ぎどころか、大騒ぎでした(笑)
レンタカーステーション
自転車を飛ばして、なんとか9:45にはレンタカーステーションに到着。
店内に入って名前を告げると「お待ちしておりました、こちらへどうぞ」と案内され、いくつかの書類に記入をしました。
そのときのスタッフさんの話し方を見て、「これはバイトで自転車の書類作成をするときに、お客様に使えるぞ」と思いました。
「アルバイトは社会勉強」とはよく言いますが、
それは自分がやってるアルバイトだけでなく、どこかお店に行く際にも「自分ならどうするか?」という目線で店員の対応から学べるので、
そういった意味で「アルバイトをしている」という状態自体が社会勉強の機会を作っているんじゃないかなと思いました。
もちろん、そこにはアルバイトをしている仕事への熱量の違いによる個人差はあるとは思いますが。
真っ白な車
さて、必要な手続きを済ませると、「それではお車はこちらになります」と車の説明が始まりました。
真っ白なトヨタの車(ヤリスという名前)で、5人乗りでした。
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横幅などは今まで僕が乗ってきた車よりも若干小さめだったので、そこは助かりました。
大きな車だったら曲がるときや狭い道を通るときに、怖い思いをすることになるでしょう・・・
まあ実際のところ、僕は今回の小さな車でも少し怖い思いをすることになるのですが(笑)
詳しい話は後に譲るとして、
初めてのレンタカー。そして、初めてのひとり運転(友人と合流するまで)。
僕の胸は夢と希望と、不安に満ち溢れていました。
(つづく)
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