139. パソコンを自動シャットダウンさせる方法

「もののけ姫」を大画面で観終わったおぬまとしももんは、ぐっすり眠るために入眠用の動画を流すことにした。動画を朝まで流し続ける必要はないので、自動でパソコンをシャットダウンする方法を模索。やがて一つの方法に辿り着いた。

タスクスケジューラ

しももんが「タスクスケジューラを使ったらできそう」と言ったので、

さっそくその方法でやってみることに。

まず、パソコンの検索画面で「タスクスケジューラ」と入力して検索します。(Windowsの場合)

お使いのパソコンがMacの場合は、”Automater(オートメーター)”というアプリがWindowsの「タスクスケジューラ」に相当するようです。

とりあえず今回は、Windows用の「タスクスケジューラ」でパソコンを自動シャットダウンする方法をご紹介します。

1 基本タスクの作成

タスクスケジューラを開くと、上のような画面が出てきます。

丸で囲った「基本タスクの作成」をクリック。

すると、以下のような画面が出てきます。

2 タスクの名前を入力

ここでは名前を適当に入力すればOKです。

僕たちはこのとき、「おやすみジブリ」という動画をかけながら寝る予定だったので、タスクのの名前も「おやすみジブリ」にしました。

(その後何回かタスクスケジューラの作動に失敗したので、最後は「おやすみじぶりいいいいいいいいいいいいいsdがだkぉ」みたいな感じで入れましたが)

入力後、「次へ」をクリック。

3 タスクを実行する回数の決定

これから作成するタスクを定期的に実行したい場合、

たとえば「毎日夜20時になったら自動でパソコンがシャットダウンするようにする」などのタスクを設定したいときは、

上の画面で「毎日」を選択するとよいでしょう。

今回限りの設定にしたい場合は、「1回限り」を選べばよいです。

僕たちがこのタスクスケジューラを使ったときは午前2時過ぎで、

「午前4時にパソコンが自動でシャットダウン」といった設定をするつもりだったので、

もちろん「1回限り」を選択しました。

そして「次へ」をクリック。

4 タスクを開始するタイミングの決定

次は「タスクを何時何分何秒に実行するか」を設定します。

上の画面の場合、11:40:54(11時40分54秒)となっていますが、

「時」を変えたい場合は、11をクリックして右側にある上下矢印で変更できます。

同様に「分」や「秒」を変えたい場合も、40や54をクリックしてから右側の上下矢印で調節可能です。

画面右端にある「タイムゾーン間で同期」は、チェックを入れないで大丈夫です。

実行する時間が決まったら、「次へ」をクリックします。

5 「プログラムの開始」を選択

今度は「プログラムの開始」を選択して「次へ」。

6 shutdown 、/s /f と入力  

ここでプログラムを入力します。

今回のように「時間が来たら自動でシャットダウン」をしたい場合は、

まず「プログラム/スクリプト」のところに shutdown と入れます。

次に、すぐ下の「引数の追加」の部分に /s /f と入れます。

ここで注意点として、文字はすべて半角で、「引数の追加」の s と次の / の間には、半角スペースを一つ入れてください。

詳しくは上の画面をご覧ください。↑

7 完了

最後に確認画面が表示されるので、問題がなければ「完了」をクリック。

あとは、プログラムが実行されるのを待つだけです。

自動シャットダウンの1分前には、「1分後にシャットダウンします」という通知が来ます。

通知が来たときに「閉じる」を押してしまったとしても、プログラムはちゃんと実行されるのでご安心ください。

いよいよ眠りの世界へ

パソコンを自動シャットダウンさせる方法が見つかったので、僕たちはこれで心おきなく眠れるようになりました。

そのあとプロジェクターも「90分後に電源オフ」に設定しました。

そして、天井にホタルが飛び交う動画を投影し、ゆったりしたBGMを聴きながら横になりました。

一つ、どうにもしようがなかったのが、レコードプレーヤーでした。

これにはタイマー機能がついていなかったので、「〇時間後に電源オフ」といった設定ができず、

これだけは朝までつけっぱなしにしておくしかありませんでした・・・

それに怒ったのか、レコードプレーヤーはしばらく暴走していました(笑)

急にラジオに変わったり、電源が落ちたり・・・

(追記: このあと夜中にトイレに起きたので、そのときについでに電源を切りました)

それからしばらくの間ぼんやりと蛍の光を見ていた僕は、いつの間にか眠りに落ちていました。

(つづく)

カテゴリー

返信がありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です