「もののけ姫」を大画面で観終わったおぬまとしももんは、ぐっすり眠るために入眠用の動画を流すことにした。動画を朝まで流し続ける必要はないので、自動でパソコンをシャットダウンする方法を模索。やがて一つの方法に辿り着いた。
タスクスケジューラ
しももんが「タスクスケジューラを使ったらできそう」と言ったので、
さっそくその方法でやってみることに。
まず、パソコンの検索画面で「タスクスケジューラ」と入力して検索します。(Windowsの場合)
お使いのパソコンがMacの場合は、”Automater(オートメーター)”というアプリがWindowsの「タスクスケジューラ」に相当するようです。
とりあえず今回は、Windows用の「タスクスケジューラ」でパソコンを自動シャットダウンする方法をご紹介します。
1 基本タスクの作成
タスクスケジューラを開くと、上のような画面が出てきます。
丸で囲った「基本タスクの作成」をクリック。
すると、以下のような画面が出てきます。
2 タスクの名前を入力
ここでは名前を適当に入力すればOKです。
僕たちはこのとき、「おやすみジブリ」という動画をかけながら寝る予定だったので、タスクのの名前も「おやすみジブリ」にしました。
(その後何回かタスクスケジューラの作動に失敗したので、最後は「おやすみじぶりいいいいいいいいいいいいいsdがだkぉ」みたいな感じで入れましたが)
入力後、「次へ」をクリック。
3 タスクを実行する回数の決定
これから作成するタスクを定期的に実行したい場合、
たとえば「毎日夜20時になったら自動でパソコンがシャットダウンするようにする」などのタスクを設定したいときは、
上の画面で「毎日」を選択するとよいでしょう。
今回限りの設定にしたい場合は、「1回限り」を選べばよいです。
僕たちがこのタスクスケジューラを使ったときは午前2時過ぎで、
「午前4時にパソコンが自動でシャットダウン」といった設定をするつもりだったので、
もちろん「1回限り」を選択しました。
そして「次へ」をクリック。
4 タスクを開始するタイミングの決定
次は「タスクを何時何分何秒に実行するか」を設定します。
上の画面の場合、11:40:54(11時40分54秒)となっていますが、
「時」を変えたい場合は、11をクリックして右側にある上下矢印で変更できます。
同様に「分」や「秒」を変えたい場合も、40や54をクリックしてから右側の上下矢印で調節可能です。
画面右端にある「タイムゾーン間で同期」は、チェックを入れないで大丈夫です。
実行する時間が決まったら、「次へ」をクリックします。
5 「プログラムの開始」を選択
今度は「プログラムの開始」を選択して「次へ」。
6 shutdown 、/s /f と入力
ここでプログラムを入力します。
今回のように「時間が来たら自動でシャットダウン」をしたい場合は、
まず「プログラム/スクリプト」のところに shutdown と入れます。
次に、すぐ下の「引数の追加」の部分に /s /f と入れます。
ここで注意点として、文字はすべて半角で、「引数の追加」の s と次の / の間には、半角スペースを一つ入れてください。
詳しくは上の画面をご覧ください。↑
7 完了
最後に確認画面が表示されるので、問題がなければ「完了」をクリック。
あとは、プログラムが実行されるのを待つだけです。
自動シャットダウンの1分前には、「1分後にシャットダウンします」という通知が来ます。
通知が来たときに「閉じる」を押してしまったとしても、プログラムはちゃんと実行されるのでご安心ください。
いよいよ眠りの世界へ
パソコンを自動シャットダウンさせる方法が見つかったので、僕たちはこれで心おきなく眠れるようになりました。
そのあとプロジェクターも「90分後に電源オフ」に設定しました。
そして、天井にホタルが飛び交う動画を投影し、ゆったりしたBGMを聴きながら横になりました。
一つ、どうにもしようがなかったのが、レコードプレーヤーでした。
これにはタイマー機能がついていなかったので、「〇時間後に電源オフ」といった設定ができず、
これだけは朝までつけっぱなしにしておくしかありませんでした・・・
それに怒ったのか、レコードプレーヤーはしばらく暴走していました(笑)
急にラジオに変わったり、電源が落ちたり・・・
(追記: このあと夜中にトイレに起きたので、そのときについでに電源を切りました)
それからしばらくの間ぼんやりと蛍の光を見ていた僕は、いつの間にか眠りに落ちていました。
(つづく)
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