92. 仮免合格!(上)

こんにちは~!!! おぬまです。

タイトルにもあるように、おぬまは本日、仮免試験に合格しました!!

ちょっと今テンションが上がっております。。。(笑)

というのも、ひと口に合格したといってもそこまでの過程はさまざまで、

ストレートに合格する人と、紆余曲折ありながら合格する人がいるわけでして

僕は後者だっただけに、合格した時の喜びもひとしおでした。

それと、今日は仮免試験のみならずいろいろ盛りだくさんだったこともあって、

テンションが高くなったのではないかな、と思っています。

寒い朝

仮免試験の集合時間は9時50分だったので、バスの時間も考えて朝8時40分には家を出る必要がありました。

最近寒くなったせいか、起きるのが遅くなり始めていたんですよね・・・

直近でも9時過ぎとかに起きた日が何回かあって、「いつものように起きたら遅刻する」と思いました。

そこで、一応目覚まし時計を6時半にセット。

「目覚まし時計使ったの、共通テスト以来だよ・・・(笑)」

もはや9カ月以上も前のできごと。

だいたい目覚まし時計をセットした日に限って、その時刻よりも早く起きてしまうものですが、

今回も例外ではありませんでした。

僕はまず5時半に起き、「まだ寝られる」と思って布団に飛び込みました。

そして次が6時。「まだ寝られる」

今度は6時44分。「あれ、目覚ましの音聞こえなかったけど、鳴った?」

それから1時間経って、7時44分。「う~ん、そろそろ起きないと・・・」

なぜかシャツ一枚で寝ていたので体が凍えそうでしたが、我が身を奮い立たせて布団を脱出。

米を炊く余裕はなさそうだったので、前日に届いた「BASE BREAD」と「BASE COOKIE」を一袋ずつ頬張りました。

歌ったり踊ったりしていたら、いつの間にか8時半になりました。

僕は粛々と準備を進め(というのは理想)、「よし」と言いながら家を飛び出しました。

移動時間をいかに過ごすか

家を出た僕は、朝から活発な工事現場を通り抜け、いつものバス乗り場まで行きました。

車校のアプリでスクールバスの位置を確かめると、なんと5分の遅れ。

そのうちバス乗り場の前にある千鳥屋が開店し、お店の人が入り口からこちらをのぞき始めました。

バス乗り場が千鳥屋前なので、「お客さんかな?」と勘違いされたのでしょう・・・

僕は誤解を解くためにも、大げさにバスの来る方に身を乗り出してキョロキョロしていました。

9時を少し過ぎたころ、ようやくスクールバスが到着。

乗り込むと、既に先客が。

まあそれはどうでもよくて、問題は「この移動時間40分をどう過ごすか」だと僕は思いました。

もちろん、車酔いするので学科や運転の教本などは読みません。

最初、僕はひたすら路上を走る車を見ていました。今日の技能試験の参考にしようと思ったのです。

何しろ、最後の教習からまる1週間が経っており、

その事実は微かな不安を僕に抱かしめていました。

最後の教習のクランクで初めて脱輪した、という記憶も尾を引いていたようです。

ところが、路上の車を見ても、あまり教習所でのルールを厳格に守っている車はなく

これらを参考にすることは、今日の試験にとってはかえって逆効果であるように感じました。

そう思い始めてからは、ひたすら瞑想をし続けることにしました。

チラと目を開けると、隣の人も瞑想をしていました。(寝てただけかもしれませんが・・・)

ドキドキ!

やがてバスが車校に到着し、僕は瞑想を中断しました。

「さあ、やるぞ!」

まずは3階の大会議室へ。

そこでは、5人の同志が待っていました。

すなわち、今回の仮免試験の受験者はぜんぶで6人。

ここで一応説明しておくと、仮免試験は修了検定(技能試験)・適性試験(視力など)・学科試験で構成されています。

技能試験で不合格となった場合は、1時限以上の補習を受けて再受験。

学科試験も、不合格の場合は後日再受験となっていました。

そして、仮免試験に合格した人は、そのあとで原付講習(座学)を受けます。このとき、既に原付免許を持っている人は受講を免除されます。

いよいよ修了検定

さて、検定員の説明が終わると、いよいよ修了検定(技能試験)が始まります。

受験者は男子4人、女子2人で男女は別々の車で試験を受けることになっており、僕は男子の4番目でした。

さらに、1番ー2番、2番ー3番、3番ー4番、4番ー3番というふうに、(運転者)ー(同乗者)の2人組で同じ車に乗り込むことになっていました。

もちろん助手席に座るのは教官で、同乗者は後部座席に座ります。

最初のターンでは、僕と3番目の子が待合室に残っていました。

初めて見る顔でしたが、ものすごく緊張しているのが端から見てもわかりました。

僕も相当緊張するタイプなのですが、その3番目の子が緊張のあまり震えているのを見ると、なぜか逆に心が落ち着いてきました。

僕はその子に話しかけ、お互いの緊張を和らげようと努めました。

少し打ち解けてきたかな、という頃に「はい次の方ー」

3番目の子は連行されていきました。

3番目の子

そして今度は僕も呼ばれました。

僕が同乗し、3番目の子が運転するときがやってきたということです。

今回初めての体験でしたが、教習生が運転する車に乗るのって、すごい命がけなんですね(笑)

3番目の子は緊張のせいかかなり急ブレーキを踏んでいたので、僕は何度も体をぶつけそうになりました。(検定の前に「もし同乗中にけがを負っても自動車学校は責任を負いません」と言われた意味が分かった気がします)

3番目の子(名前を知らないのでそう呼ぶしかないのです笑)は、たえず「フーッ、フーッ」とうなっていました。

カーブでもかなり速度を出しており、「大丈夫か?」と僕は後ろで心配になりました。

教官の声も冷たく、なんだかいやな予感がしました。

あれこれ考えているうちに3番目の子の検定は終了。車が発着点に停められ、3番目の子は教官に連れられて少し離れたところへ行きました。

おそらく、そこでアドバイスなどがもらえるのでしょう。

しかし、耳を澄ましていると教官は怒っているような口ぶり。

果たして、3番目の子の運命は・・・?

そして、「4番目の子」である僕はどうなるのか??

(つづく)

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