78. トシちゃんのコンサート!!  第3話

こんにちは! おぬまです。

さーて、コンサートもいよいよ終わりに近づいてきました!

さっそく、前回の続きから行ってみましょう!!

回りすぎて・・・

まず、トシちゃんは「原宿キッス」を歌いました。(たぶん)

曲の最後で、演奏がどんどん盛り上がっていく部分があります。

そこで、トシちゃんは手を広げてぐるぐると回り続けていました。

それは若い頃のような激しいターンではなく、ただ足を踏み鳴らしながらゆっくりと回っている感じでしたが・・・

それでも、「ちょっと回りすぎじゃない? 目まわるよ~」と思うくらいでした。

思っていた通り、歌い終わった後でトシちゃんはステージの上に倒れこみました。

しばらく動かず、苦しげな様子。

最初は「ハプニングか?」と思いましたが、どうやら演出のようでした。

観客もそうだと気づいたのか、「わはははは」と誰からともなく笑い出しました。

トシちゃんはフラフラと立ち上がると、「うう・・・お腹の中のものが全部出ちゃいそうです」とまだ苦しげ。

下ネタ連発

そしてこのころには衣装も着替えていて(その前にも一回着替えていましたが、タイミングは忘れてしまいました)、いかにも暑そうな服装に変わっていました。

「絶対衣装の順番間違えてるよね」とトシちゃん。

「踊って暑くなっていくのに、服装は最初の涼しい感じからだんだん厚着になっていって・・・」

「みんなはなんか涼しそうだね。・・・暑いの俺だけ?」

そして急にシャキッと立ってひと言。「そんなんじゃ脂肪は落ちません!」

会場は大きな笑いに包まれました。

そしてトシちゃんは「最近はかったらねー、61キロだった」「1回59キロ行ったんだけど、そのときは思いましたね。ガンかなと」

そして自分の下半身を指さし「こうがん!」と叫びました。

いきなり下ネタかい!(笑)

さらに、さすがに疲れたのか「いやー、明日のコンサート休もうかな」と言い出しました(笑)

どうやら2日連続、九州でコンサートをするみたいです。2日目は長崎らしく、「ごめん、長崎の皆さん。僕明日休みます!」と謝っていました。

そして、「今日はもうホテルにまっすぐ帰って寝るよ」と言い、

「湿布を七枚も貼って寝ます! もしこの中に看護婦さんとかいらっしゃったら・・・後で僕の部屋番号教えますんで・・・来てください。・・・ノーパンで!」

そこで会場はまた爆笑。

トシちゃんは「最後にふざけたらだめだよ、僕!」と自分で突っ込んでいました(笑)

顔に書いた恋愛小説

下ネタ盛りだくさんのトークが終わると、トシちゃんは「顔に書いた恋愛小説(ロマンス)」を歌いました。

この曲に限らずですが、席の位置の関係か僕はよくトシちゃんと目が合った気がしました。

3階席の左端。トシちゃんから見れば右端になります。

下を向くより上を向いた方が声が出やすいし、利き腕の関係で右側を向くことが多かったのかもしれません。

「平成の人ー」と聞かれたときに手を挙げたのが少数だったのも、あるのかもしれません。

なんとなく何回も目が合った気がして、僕はうれしかったです。

トシちゃんの歌手デビューは19歳の時。そして、今の僕も19歳。

なんだか勇気をもらった気がしました。

いつか、「顔に書いた冒険物語」と呼ばれてみたいです(笑)←ちょいとわかりにくいですが、「歩く伝説」的な。

HAーHAーHAPPY

「顔に書いた恋愛小説」が終わると、会場は異様な熱気に包まれました。

なるほど、この曲はこんなに盛り上がるのか~、とびっくりしました。

そして大興奮の中でトシちゃんは退場。

「え、まさか終わりじゃないよね?」と思っていると、周りのみんなが「アンコール」を意味する拍手を始めました。

「聖子さんの時とおんなじだ!」と思いながら、僕も一緒になって手を叩きまくります。

トシちゃんはしばらくして再び登場。

そして、新曲の「HA-HA-HAPPY」を歌いました。

この曲、トシちゃんの生き様が現れているようで、かっこいいですよね~(^^♪ 

この前スーパーで買い物をしていたらこの曲が流れてきて、「おっ!」と思わず立ち止まって聴いていました(笑)

還暦を迎えるこの年のニューシングルには、もってこいの名曲だと思います。

痴漢スレスレ(笑)

「HA-HA-HAPPY」は、いい感じにコンサートを締めくくった感じがしました。

「もう終わったっぽいな・・・」と思いましたが、みんながアンコールの拍手をしているので、僕も一緒になって手を叩き続けました。

するとトシちゃんは、もう一度現れてくれました。

見ると、浴衣のような薄着(笑)

実はコンサートの途中のトークで、「僕、今度写真集出すんですよ」と言い、「最終手段使いました・・・脱いじゃった」とポロリ。

「みんなの大好きな・・・セミ・・・セミ・・・ミンミンミンミン!」
「(爆笑)」

最期に出てきたとき、かなりの薄着だったのでみんな「もしかして・・・?」と思いました。

すると案の定、トシちゃんはゆっくりと歩きながらチラリと服をめくって見せました。

なんと、薄着の下はパンツ一丁(笑)

「街中でやったら捕まるやつやん!」と思いながらも、笑いが止まりませんでした。

今回のコンサートには出てきませんでしたが、「誘惑スレスレ」という歌もあります。

かなり際どいところまで見せつけてから、トシちゃんは悠々と退場していきました。

コンサートが終わってから

観客の退場は、前回の聖子さんのコンサートと同様「呼ばれた順」。

なんと3階席は1番最初に呼ばれました。

1階席を狙ったけど叶わなかったのでしょう、あるおじいさんが「ハハハハ、むしろこっちでよかったわい」と1階席の方を見ながら笑っていました。

1階の広場に行くと、グッズ販売を行っていました。

僕は今月の貯蓄が残りわずかになっていたのですが、「なんか買えるかな」と思いながら物色。

そこで「欲しい」と思ったのは、オリジナル・シングルコレクション。

なんとトシちゃんの1980年から2021年のシングル79曲のA面がぜんぶ入っていて、おまけに2019年のライブのDVDまで入っているという超レア商品。

だけど、値札を見て僕はがっかり。「10460円か・・・財布の中、9500円しかないよ」

値段は、おそらく「トシ60歳」のごろ合わせなのでしょう。しかし、ちょっと高くないか・・・

とりあえず後ろがつっかえていたので、「まあいつか手に入れられるさ」とつぶやきながら会場を出ました。

外に出ると、みんな口々に「いやー、よかったよかった」「とても60歳とは思えんかったね」「ほんとよー」とトシちゃんをべた褒め。

ここには、トシちゃんを悪く言う人は一人もいません。

僕は、ファンの集いやコンサートの良さというものを、実感しました。

おわりに

その後、僕は自転車に乗って糸島まで帰りました。

頭の中でいろいろと空想しながら、時には歌を口ずさみながら。

旧居よりも博多や天神に近い場所に引っ越したので、帰り道はそのぶん楽になりました。

家に帰ると、とりあえずお風呂に入ってあとは寝るだけ。(晩ごはんはコンサート前に食べたので・・・)

しかし、どうにも諦めきれないので、スマホで「田原俊彦 オリジナル・シングルコレクション」と検索してみました。

すると、アマゾンで「特典なし」の同じ商品が8000円台で売っていました!!

僕は「おお!」と思いましたが、8000円台でも、あと1ヶ月くらい給料が入ってこないことを考えたらきつい・・・

(次の給料日は10月25日。8月下旬から9月上旬にかけて実家に帰っていたので、9月分の給料はゼロでした)

そこで、お母さんに「後払い」で頼んでみることに。

翌朝LINEを見てみると、「注文完了」の画面のスクショが送られてきていました。

「やったー! ありがとう!」

届くまで待ちきれない~!!

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聖子さんの歌は可愛らしくて元気が出るものが多く、

トシちゃんの歌はかっこよくて元気が出るものが多いです。

ふたりとも共通しているのは、「元気が出る」ということ。

僕はこの二人の歌をベースに、他にも色々なアーティストの歌を聴きながら、楽しく豊かに生きていきたいと思います!^_^

(おわり)

今回のコンサートのチケット。

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