77. トシちゃんのコンサート!! 第2話

こんにちは~! おぬまです。

さて、前回はトシちゃんの面白いトークpart1が終わり、再び歌に入るところで終わったと思います。

それでは、さっそくその続きをいってみましょう!

(夢中で見ていたので、ところどころ記憶が曖昧ですが)

ざわめく「ごめんよ涙」

たしかこの辺で、「ピエロ」「グッドラックLOVE」と続き、

そのあとにトシちゃんが歌ったのが「ごめんよ涙」だったと思います。

「ごめんよ涙」のイントロが流れ出したとき、それまでずっとノーリアクションで見ていた斜め前のおじさんが、

何に驚いたのか急に体をピシッと起こし、首を振りながら思いきり手を叩き始めました。

「ごめんよ涙」に、何かいい思い出でもあったのでしょうか。。。

この曲は、とにかく踊りがかっこいいんです!

このコンサートでも、出だしからキレのある踊りに魅せられて、みんながうっとりしかけていました。。。

ところが、トシちゃんがいきなり「初めて会ったころは・・・」と2番の歌詞を歌い出したので、周囲がざわつき始めます。

「さすがのトシちゃんも、還暦でここまで歌って踊って、疲れてきたのかな。たぶん2番だけ歌って、省エネするんだろうな」

そう思っていたのですが・・・出だしは2番の歌詞なんだけれど、そのあとが1番の歌詞。

「む? 省エネじゃない? じゃあ、歌詞間違えたとか?」

とりあえず、このまま2番まで行けば、真相がわかるはず。

その思いは、急にはしゃぎだした斜め前のおじさんも抱いていたようです。

彼は、1番から2番に切り替わるあたりから身を乗り出し、ステージをじっと見つめていました。

ざわめきながら、みんながステージを不安そうに見ていたとき・・・2番を歌う時間がやってきました。

ドキドキ・・・

トシちゃんは一瞬、顔をゆがめたように見えました。もしかしたら「うわ、歌詞間違えてた!」と気がついたのかもしれません。

「動揺して他の部分に連鎖しないといいけど・・・」と思いつつ眺めていると、

最初は微かに表情を変えたトシちゃんでしたが、意外とあっさりと「初めて会ったころは~子供のようだった~」と何もなかったように歌い出しました。

そこまでくれば、もう大丈夫。あとは何物にも惑わされていない様子で、クールに歌と踊りを決めていました(^^♪

さすが、トシちゃん!

好きな曲が続々と!

続いて、「チャールストンにはまだ早い」、「抱きしめてTONIGHT」。

僕の斜め前のおじさんは「抱きしめてTONIGHT」の時にも急に、けたたましく動き出しました(笑)

逆にそれ以外の曲の時はほとんど動かず、その差の激しさが面白かったです。

僕は踊るのが好きなので、「ごめんよ涙」「チャールストンにはまだ早い」「抱きしめてTONIGHT」の3曲は特に好きなんです。

なので、コンサートでこの3曲が一気に流れたときはもう、気が狂うかと思いました(笑)

そしてトシちゃんは、「今年はオリンピックイヤーなんでね・・・これいきますか」と、

騎士道」を歌い始めました。

「騎士道」は、1984年トシちゃんがロサンゼルスオリンピックの聖火ランナーになったときの歌のようです。

息を整えている間に

さすがに連続で歌い続けると、トシちゃんの息が少し乱れてきました。

その間を取り持つように、何度か他の人々によるパフォーマンスタイムがありました。

1回目はバックダンサーたちによる踊りで、ピンクの髪の男性がリーダーのようでした。

僕がYou Tubeで過去の動画を見返したところ、今年の5月にトシちゃんがテレビに出たときも、このダンサーたちは一緒に踊っていました!!

「あ、昨日の人たちだ!」と僕は少しうれしくなりました(^^♪

ダンスパフォーマンスが終わると、トシちゃんが元気よくステージに戻ってきました。

2回目のパフォーマンスタイムは、ミュージック担当の人たち。

ギター、ドラム、電子ピアノ、吹奏楽器、ギターと5人の人たちが順番に技を披露し、盛り上がっている間にトシちゃんは元気を取り戻して再び登場。

「コンサートに参加しているダンサーやミュージック担当の人たちにも注目を浴びる機会を作りつつ、自分の体を休ませる・・・なんていい方法なんだ!」と僕は思いました。

「平成の人ー」「あれ・・・」

確かこの辺りで、2回目のトーク・タイム。

トシちゃんは「いやー、いまみんな声出しできないからねー・・・僕が間違えてもフォローしてもらえないのは、つらいね」

そして「まあ緊急事態宣言も今日までだしね・・・宣言が終わったからすぐ安心ってわけじゃないけれど、来年にはみんなで一緒に歌いましょう!」

「それにしても・・・こうやって、命知らずな皆さんにやって来ていただいたわけで・・・(笑) でも見渡したところ、ほぼ昭和の人たちだねー(笑) おじいちゃんおばあちゃんだから、もうみんなワクチンは打ったのかな?」

確かに、周りを見渡すと僕と同じくらいの年齢の人はあまりいなさそうでした。

「みんな昭和なんじゃない? 平成の人、手挙げてー」

僕は一瞬「あれ、自分平成だっけ? 平成だよね・・・」と戸惑いながらもまっすぐに手を挙げてみました。

すると、周りは誰も手を挙げておらず、一人だけポツン・・・

遠く離れた席で何人かあげているようにも見えましたが、そっちは50代くらいの女性で、トシちゃんは「嘘だぁ~」とその人を笑っていました。

もしかして、少数派だったのかな?(笑)

まあ、令和生まれはさすがに来ていないと思うので・・・コンサートに来ていた観客の中で一番若かった可能性はありますね。(^-^;

初期ヒット作と、新しめの曲

そのあとは「恋=Do!」、「悲しみ2ヤング」、「哀愁でいと」と初期ヒット作が続きました。

どこかで「さよならloneliness」という曲も入っていたと思うのですが、いつ歌っていたかの記憶は定かではありません。

そして、僕はその曲はあまりなじみがありませんでした。

それもそのはず、この曲のリリースは2013年でした・・・けっこう最近!

コンサートは終盤へ

いよいよ、コンサートは終盤に近づいてきました。

歌に踊りに、トークにと圧巻のパフォーマンスのためか、「え、もうこんな時間?」という感じ。

途中息が切れかけていたトシちゃんでしたが、クライマックスに向かっていく中で、その歌や踊りはある種の凄みすら帯びてきたような印象を受けました。

今年60歳の田原俊彦が魅せる時間は、まだまだ続きます。

(つづく)

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