こんにちは! おぬまです。
昨日の朝、起きると同居人Yが浴室から出てきて「朝から3キロ走ってきた。めっちゃ気持ちいい☆」と言ってきたので、「いいなー! 僕も走ってこよう!」と思い、朝ごはんを食べるとすぐに家を出ました。
出発したのが8時40分。
昨日は木曜日で、リアルタイムで受けなければならない授業は4限目(14:50~16:20)だけだったので、時間的にはけっこう余裕がありました。
そこで、3キロ走ったあと(3キロ走り通したわけではなく、実際は走ったり歩いたりの繰り返しでしたが)「まだ時間があるからもうちょっと行ってみよう」と思い、
そのまま歩いて海辺まで行ってみることにしました。
目指せ! 芥屋ビーチ
目指した海辺は「芥屋ビーチ」。
自転車で30分くらいかかるので、歩いたら1時間ちょっとかかるところにあります。
まだ朝の10時過ぎくらいで、十分な体力が残っていたので、強めの陽射しをものともせず歩き続けました。
しばらくすると、波の音がかすかに聞こえだし、涼しい潮風が吹き抜けるようになります。
「もうすぐ海が見える!」期待に胸躍らせながら、僕は早足で歩き続けました。
ときどき、思い出したように全力疾走。しかしすぐに疲れて、また元のように早足へ。
「おお~! 海だ――!」
このとき目にした海の写真を、ぜひ皆さんにお見せしたいところですが、
軽く走るつもりだったのでスマホやカメラを持っていっておらず、したがってNO IMAGE ですので、以前撮った芥屋ビーチの写真をお見せしたいと思います。
昨日はすごい天気が良かったので、砂浜が真っ白に光り、さわると熱かったです。走り寄って砂浜にごろんと横になると、水際で釣りをしている人が数人。中には水着で走っている人もいました。
今年は例年と季節が1ヶ月くらいずれている気がするのですが、気のせいでしょうか?
お昼どき
芥屋ビーチで15分ほどごろごろすると、さすがに暑くなってきたので立ち上がり、また歩き始めました。
「どこ行こうかな~?」
これは、いろいろな意味で余裕があるときにしか言えないセリフだと思います。
僕は大学生になるまで、こんなに時間的余裕が生まれるとは思ってもいませんでした。(こんなにのんびりしてるのも、今だけなのかもしれませんが)
とりあえず家とは逆の方向へ。地図的に言うと西へ向かったことになります。
芥屋ビーチを横目に見ながら西へまっすぐ歩き続けると、やがて海鮮料理屋さんが立ち並ぶ、小さな宿場町のようなところに辿り着きます。
以前から、これらのお店が気になっていました。僕は通り道の一番手前にあったお店「なぎさ」に入りました。
あとで調べてみると(スマホを持たずに歩いてきたので)、このお店は日本料理屋でした。
店内は涼しく、今風の音楽が流れており、特に「夏」を意識した曲編成になっていました。
個人的には、三味線や和太鼓を使った曲を流した方が雰囲気が出るのではないかな、と思いました。
メニューを見ると、どれも高い! 一番安い「刺身定食」で1200円でした。僕はウニやイクラがアレルギーなので、それらが入ってなさそうな「刺身定食」にしました。
15分ほどすると料理が出てきました。
新鮮なお刺身がたくさんあって、他にもアラ汁や小鉢(ひじき)、それから魚をお酢につけた料理が出てきました。
僕は夢中でそれらの料理を食べました。どれも、すごくおいしかったです!
醤油を豪快に使いすぎたのか、途中で足りなくなってしまい、お店の人に頼んで補充してもらいました(^^)/
食後トイレに行った後、「帰りも2時間くらい歩くのかぁ・・・きついな。。。バスとかないのかな?」と思ってお店の人に聞いてみると、
「あ、こちらにバスの時刻表がありますよ」と教えてくださり、次のバスの到着時刻を見るとなんと5分後。
「あ、結構時間ギリギリですねー。ここからちょっとありますが、どうされます?」
「がんばります」そう答えるとすぐに僕は走り出しました。
「あ、そっちじゃない! こっちこっち!」
慌てて方向転換するとまた猛ダッシュ。食べてすぐなので横腹が痛かったですが、今はそれどころじゃありません。
あまりにも急いで走ったので、お店の人に教えてもらったバスよりも、1つ前のバス停まで走ってしまいました。(こっちの方が遠い)
どうにか発車寸前のバスに乗り込むと、息を整えます。
「たしか大石ってバス停で降りたらいいんだったな・・・」そう心の中でつぶやくと、あとは「次は大石」というアナウンスが聞こえるのを待ちました。
大石?
しばらくすると、「次は犬石」というアナウンスが聞こえてきました。
「え? 犬石? いやいや、降りるのは大石だったはず・・・」
しかし、「降りるのは大石」とお店の人に言われたわけではなく、地図上の文字を見て「大石だな」と思っただけなので、もしかしたら「犬石」を読み間違えたのかもしれないぞ、と考え始めました。
実はこのバス、僕の家の近くまで通っておらず、一番家から近そうなバス停で降りて歩かなければなりませんでした。
「大石」というバス停がおそらくそうだったのですが、そこでさえも家から歩いて30分以上はかかりそうでした。
さて、バスの中に話を戻しましょう。
「次は犬石」というアナウンスを聞いてから、僕は完全に混乱していました。
地図上に書かれた文字は小さかったので、「大石」と思っていたけど実は「犬石」だった、という可能性もあります。
「う~ん、う~んん、どっちなんだ?? 降りた方がいいのか、乗ったままの方がいいのか・・・」迷った挙句、バスが「犬石」を通過する寸前でピンポンを押して降りました。
ところが、降りてみると「え、ここどこ?」状態。
交通量は多いし、見覚えはないし! 絶対降りるところ間違えた!
今Google Mapで確認してみると、やはり全然違う場所でした。
付近のバス停の時刻表を見ても、時間が12:50と微妙だったのでちょうど通り過ぎた後、という場合が多く、「歩くしかないか。14:50から授業あるし。」ということになってしまいました。
軽率にバスを降りたことを悔やみながら(さらに悔しいことに、そのバスはどこまで乗っても一律200円でした)、昼間の強い日差しにさらされつつ家を目指してただ歩き続けました。
もう足が棒のようになったころ、やっと前原のドラモリが見えてきました。
僕は最後の力を振り絞って店内に入り込むと、最近食べるようになった「ブラックモンブラン」(僕が6年間住んでいた佐賀県に工場があります)を1本購入。
店員さんが黙ってお釣りを押し付けてくるなど、不愉快な出来事はありましたがそれに反応する元気もなく、店を出ました。
店の外でアイスを食べると、セブンと違ってドラモリにはゴミ箱がないことに気づき、仕方なく手にアイスの袋を持ち、また歩き始めました。
しばらくして噂のセブンが見えてきました。
店内に入ってアイスの袋を捨て、トイレに行き、そのまま店を出ようとしましたが「さすがに、ゴミ捨ててトイレして手ぶらで出るのは後ろめたい」と思い、
飲み物のコーナーに行って物色していると「午後の紅茶」のイチゴ味が目に入ったので、迷わずそれを手に取ってレジへ。
セブンを出て交差点の看板を見ると、「大石」とあります。
「ここだったのか!!」
そう思いながら、いちご紅茶を飲み、時計を見て「うぉ! 授業開始まで1時間切ってる!」ことに気がつき、急いで歩き出しました。
あとは狭い歩道を歩き続けて、イオンの前に出ればもう家は目の前。
いつも昭和ソングなどが流れている産直ショップ「志摩の四季」からは、今日も何か音楽が流れていましたが、車の音がうるさくてよく聞こえません。
「まだ1回も松田聖子の歌が流れてるの聞いたことないなー」とか考えながら家の前の横断歩道を渡り、砂利道を通って家の中へ。
家を出る時から携帯していた歩数計を覗くと、「合計23381歩、歩行距離11.69キロ、歩行時間3時間34分、消費カロリー466.9kcal、消費たんぱく質64.8グラム」とありました。
慌ただしいエンディング
「ふぅ~疲れたー」とくつろぐ暇もなく、手を洗うと急いで自分の部屋に入り、パソコンを起動して授業に備えます。
いつもは「画面オフ、マイクミュート」の授業が多いのですが、今回はなぜか発言する時間が設けられていました。
座ると疲れがどっと出て、いまにも眠ってしまいそうな状態。「これで90分もつのか??」と不安になりましたが、座るのをやめてスクワットをし続けることでどうにか眠気を撃退。
無事16:20に授業が終わると、そこから仕度をしてバイトへ。
もう眠りたいくらいの疲れがたまっていましたが、一度バイトを急に休んだので今回は何となく休めません。
バイトに向かうとき、自転車に乗ったのですが「自転車って快適!」と改めて感じました。
20:00にバイトが終わって帰ってくると、大学生4人で晩御飯を食べました。
先日買った鶏ガラの消費期限が近かったので、鶏と野菜とじゃがいものスープを僕が作ることに。
同居人Yはナスとキャベツを中華料理風に炒めました。
これにお米と、同居人Kがもらってきた卵焼きを合わせて、みんなで美味しくいただきました。
いろいろしていたら日付が変わってしまいましたが、部屋に戻って横になるとすぐに眠りにつきました。
ちょっと朝のジョギングに出たつもりが、図らずも大冒険となって、その壮大な1日もこうしてようやく幕を閉じました。
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